【NAISTでの生活】ビジネスコンテスト・シリコンバレー編
どうも,接点QBです.最近修士論文の執筆に追われています. そんな中ですが,ふと思い立って大学院での生活をトピックごとに振り返る記事を書いてみようと思いました. なお,本当は紹介しようと思っていたNIPSの論文がまだ読み込めてないから,暇つぶしに記事を書こうとか思ったわけでは無いですよ.
今回は,タイトルに有る通りビジネスコンテストとそれに関連してシリコンバレーに行った時の話を書こうと思います. これからNAISTへの進学を考えている方や,「シリコンバレーって今どんな感じ?」といった方々,「大学院生がシリコンバレーで何してきたの?」という方々に,僕のドヤ顔体験記に興味ある方(←日本に一人ぐらいいてもいい)がメイン対象です. 上記以外の方も興味があればぜひ読んでみて下さい. 写真が多いのですぐ読み終わると思います.
何でビジコン?
僕はNAIST情報科学研究科に所属している大学院生なわけですが,そんな自分が何故突然ビジコン(ビジネスコンテスト)の話を書き始めたかということをまず説明します. NAISTではGEIOT (Global Entrepreneurs in Internet of Things)というプログラムが設置されています. これは,IoT分野での起業家を育成しようというプログラムで,文科省のEDGEプログラムに採択されていました. 現在はEdgeプログラムが終了して,EDGE-nextというプログラムになっているそうです. それに伴い,crossXcrossというプログラムがNAISTで設置されたようです(こっちはあまり知らない). つまり,僕はこのGEIOTに参加していたわけですね. プログラムの殆どが大阪イノベーションハブで開催されていたので,毎週土曜日にグランフロント大阪に行ってドヤ顔する生活を送っていました.
立命館大学学生ベンチャーコンテストで優秀賞
脱落していくチームも多い中,僕はチームメンバーに恵まれてなんとか製品のプロトタイプを作ることが出来ました. 実際に某お店で製品の実証実験もさせてもらい,かなり上手く行ったチームだと自負していますw
チームで考えたビジネスプランで国内のビジコンに応募して,2016年の立命館大学学生ベンチャーコンテストで優秀賞をもらいました(これ,検索すると一発で本名バレしてしまうのでは…).
それで,国内のビジコンで優秀な成績を収めたということで,大学院からお金を出してもらったお金とビジコンの賞金でシリコンバレーでの研修に連れて行ってもらいました!
シリコンバレー研修
さて,本題のシリコンバレーです. 研修は大阪イノベーションハブが主催するシリコンバレー・アントレプレナー・ネットワーキングプログラム2017に参加するという形でした.
研修の中身
- 現地の日本人起業家や現地で働いている人達の前で自分のビジネスプランのプレゼンをする
- 起業家の人たちからレビュー
- 起業家の人たちの講演
というのが基本的な研修形式でした.研修場所は色々で,起業家の方たちにホテルまで来ていただく時もあれば,研修参加者が講師の方が働いている場所まで行って見学+研修という形式になることも多かったです. 以下,有名所の写真と共に現地でのことを振り返ってみます.
はい,まずは皆さん大好き「Apple」ですね. 実は宿泊していたホテルのすぐ近くにAppleの本社がありました. 道を歩いているとどこもかしこもAppleの看板だらけでした.
次はFacebookです. この看板を見るとこの構図で記念写真を撮るのは万国共通の模様. ちなみに,この裏面はサン・マイクロシステムズのロゴが入っています. 時代を感じますねぇ…
次はGoogleです. Googleでは日本人エンジニアの方のお話を聞かせてもらいました. ちなみに,Googleはマウンテンビューというエリアに本社があるんですが,そこら辺一体の土地を殆ど買い占めてるそうです. 社内が広すぎるので,移動するようの自転車(Googleカラー)がそこら辺に置いてあって,みんなそれに乗って移動するそうです(写真見たい人はTwitterかFacebookで聞いてね).
次はスタンフォード大学です. 全然大学っぽくないですねw 個人的には,ここの医学部の先生から「リーダー像とは」みたいな講演をしていただいたのが一番面白かったです. ちなみに,医学部キャンパスの食堂でお昼を食べたんですが,noodleが不味すぎて衝撃でした. 皆さん,スタンフォードの学食ではnoodle以外を食べましょう.
最後はこちら,サンフランシスコの日本領事館. 当時,大阪市とサンフランシスコ市は姉妹都市だった(はた迷惑なお隣さんから来た人たちが頑張って某像を設置したおかげで,提携を解消すると大阪市長は言っていますが,どうなるのでしょうか?)ので,その繋がりもあり最終日は日本領事館でプレゼン+懇親会でした. アメリカでは色々食べましたが,ここで出てきた料理が一番美味しかったです. というか,日本と比べるとどこの国も食べ物が美味しくない. 別件で中国に行った時に比べるとアメリカはマシでしたが…
GEIOT勢は優秀
研修中のプレゼンは全て採点されて,最終日に順位発表があったのですが,上位3人は全てNAISTから参加した人でした. ちなみに,僕は2位でした( ・´ー・`)どや 自分で言うのも何ですが,NAISTのGEIOTから研修に参加した人たちは優秀な人ばかりで(そりゃ,みんな国内のビジコンで優秀な成績を収めた人だからね),心なしか引率の先生もドヤ顔でしたw 京大をはじめととする他の大学からの参加者や,社会人の人など色々な人が参加する中でも好成績を収められたことは,GEIOTというプログラムの素晴らしさを物語ってる気がします.
まとめ
NAISTでの生活を振り返るシリーズの第1段として,ビジコン・シリコンバレー編でした. 書ききれてないことや書けないこと(具体的なビジネスプランとか)もたくさんありますので,興味がある方は個人的に聞いてください. 出来る限りお答えします.
この活動をしている中で色々な起業の方・起業家の方・現場の方・省庁の方から意見を伺うことが出来ましたが,結構好評でした. なので,もしかすると将来的には僕達のプロダクトが皆さんに使われる日が来るかもしれません(←なお,現状は微妙な模様w)